きんちゃん動物病院に行く🐰
2021年2月上旬
アメリカに来てもうすぐ2ヶ月になる頃、そろそろきんちゃんの健康診断に行こうと思っていた矢先の出来事です。
きんちゃんが誤食してしまったかも…!
きんちゃんのケージは3階の寝室にあり、昼間はドアを開けっ放しにしていつでもケージに入れるようにしています。
その奥は人間のエリアなのでワイヤーラティスで仕切りをして入れないようにしています。
この頃仕切りの高さを上げようとラティスの枚数を増やしたら、結束バンドが足りなくなったので電源コードを纏めるマジックテープをいくつか代用していました。
この日はきんちゃんは朝ごはんを食べてからはずっと3階にいたので、昼頃様子を見に行きました。
その時マジックテープの破片が落ちているのに気づきました。
朝一緒に2階に降りた時は何も落ちていなかったので、9〜12時の間にかじっていたと思われます。
きんちゃんのお腹を触ってみると腸の方は少し張っていて、胃の方が固くなっていると感じました。
*胃が固く感じたのは肋骨を触っていたためで私の勘違いでした。
お昼にあげているアクティブ.Eへの食いつきもいつもより弱々しいような気がしました。
慌てておとーちゃんに伝えると「今日仕事早く終わりそうだから、様子見ながら病院とか症状の単語調べておいて」と言われ急いで書き出しました。
症状を調べつつマジックテープの破片を集めると3mm×2mm大の破片が見つからず、きっと飲み込んでしまったんだとパニックになってしましました。
病院から帰ってから改めて探すと破片は全て見つかったので、冷静にならないといけないなぁと痛感しました。
病院探し
以前「animal hospital rabbit」と検索をかけて1件の動物病院に目星を着けていましたが、その動物病院が検索しても出て来ず、ますます焦ってしまいました。
おとーちゃんが仕事を切り上げてくれたので、まずは今回1番に出てきた病院に向かって見ることにしました。
車で10分くらいで病院に到着。
ドアを見ると「着いたらこの番号に電話して」という張り紙が。
おかーちゃんは英会話はド素人で、対面であれば何とかやりとりできるものの、電話はさすがにハードルが高い…というわけでおとーちゃんに架けてもらうと、どうやらコロナの影響で動物病院も全て予約制になっているようです。
そしてこの病院のうさぎさんを診られる先生は最近退任されてしまったとのことでした。
なんというタイミングの悪さ…
車に戻って2つ目の病院に電話してみるも、来週の火曜の17時なら予約できるとのこと。
この日は金曜日だったので、4日も待てないので他を当たる事に。
次の病院はうさぎさんは診られないとの事でしたが、診られる病院を2つ紹介してくれました。
1つ目の病院は繋がったものの保留になったまま戻ってこなかったので一旦電話を切りました。
2つ目の病院は「すぐ来られますか?」との言葉が!今いるところから10分くらいの所なので急いで向かいました。
ここまで主観的に書いていますが、病院に電話してくれたのも車で連れて行ってくれたのも全ておとーちゃんです。
アメリカでの運転にも慣れておらず、電話での会話もしたことがなかったので丸投げしてしまいました。
気が動転していたとはいえきちんとお願いしたりお礼も言ってなかったので、後でおとーちゃんに怒られました。
おかーちゃん大反省です。勉強がんばります。
病院到着
ようやく病院に着きました。誤食疑いに気づいてから3時間ほど経っています。
到着の連絡をしてから10分後、スタッフの人が車まできんちゃんを迎えに来てくれました。
きんちゃんが病院内に連れて行かれると今度は初診票を持ってきました。
- 飼い主の住所・氏名・電話番号
- ペットの名前・生年月日・種類・カラー・性別
を記入してスタッフに返しました。
40分程経っても、なかなかきんちゃんが出てこないので不安は高まるばかりでした。
すると中から獣医師が出てきて私達の車に近づいて来ました。
獣医師は「お腹を動かす薬を飲ませたよ。レントゲンも撮ったけどプラスチック片はなかったよ、でも毛をかなり飲み込んでるからうっ滞になりかけてるよ」と言いました。
そして「レントゲンの写真撮ってきてあげるからスマホ貸して」との事で、スマホを渡して撮ってきてもらいました。
その写真がこちら↓
たしかに胃よりも腸にガスが溜まっているのがよく分かります。そしてだいぶお腹が出ているのが気になりますね。
診察終了
今回は朝晩2回×5日分の薬とシリンジをもらい、5日経っても良くならなかったらまたきてとの事でした。
薬は茶色のシロップでよく振ってからシリンジであげるという日本での処置と同じです。お薬のにおいも日本でもらった時のものと同じでした。
車の中でお支払いをして診察は終了です。
獣医師からは最後に「牧草8割ペレット2割!」の合言葉をいただき、きんむぎ家は帰路につきました。
コロナ禍での動物病院受診の流れ
- 電話で症状を伝え予約を取る
- 病院についたらもう一度電話で到着を知らせる
- 病院のスタッフが動物だけを院内へ連れて行く
- 飼い主は車で待機
- 診療後スタッフが動物を車に連れてきてくれる
- 車で獣医師から病状や処方薬の説明を受ける
- 車でお支払い、レシートをもらって終了
レシートはこんな感じでした↓
★1解説
$1=100円としてざっくりとですが日本で通っていた動物病院と比較してみましょう。
日本 アメリカ
診察 1,000円 5,000円 5倍
レントゲン 6,000円 6,760円 1.1倍
薬 1,600円 2,000円 1.25倍
診察料がかなり大幅に高くなっていますね。もしかしたら初診料が含まれている可能性もあるので、次回以降はここまで高くないかもしれません。
★2解説
きんちゃんの生年が2016年になっていますが、本当は2014年です。
体重がかなり増えていました。普段は1.45〜1.48kgです。レントゲンの写真もお腹がたぷたぷしていましたね。
帰宅後
病院に連れて行かれたショックでしばらくいじけていたきんちゃんでしたが、病院で処置してもらったおかげで夜ご飯は時間をかけながら完食。
お薬も嫌がりつつも頑張って飲んでくれたので、土曜日の夜にはお腹の張りもすっかりなくなりました。
誤食じゃなくて本当に安心しましたし、うっ滞にも早く対処できてよかったと思います。
ですが私の「うっかり」が原因なので、もっとしっかりと注意していこうと思います。
きんちゃん、おとーちゃんほんとにごめんね。