お気に入りの場所🐰
早いものでアメリカに来てからもう3ヶ月になりました。
気温も少しずつ暖かくなってきて、昼間は暖房なしでも平気な日が増えてきました。
きんちゃんはというと前回記事にした動物病院に行った時以来、体調を崩す事なく元気モリモリに過ごしています。
今回はこの3ヶ月の間に定まったきんちゃんのお気に入りスポットをご紹介したいと思います。
Twitterに載せている写真はほとんどこのお気に入りスポットで撮ったものです。
ダントツ
一番のお気に入りは階段の上です。
壁側におしりをくっつけて寝ていたり、びろーんと伸びていたりと引っ越し当初からリラックスしている場所です。
すぐ後ろに寝室があり、いつでもケージに出入りできるアクセスの良さがいいのかもしれないですね。
階段を登りきった所のど真ん中に寝そべっていて、私たちが通っても微動だにしません。動かざること山の如し兎です。
リビング
リビングではコタツ、テレビ台の下、廊下の手前、テントコーナーをその時の気分で移動しています。
多くのうさぎさんが大好きなコタツ。きんちゃんも大好きで、今の時期は隙あらばコタツです。でもそろそろコタツ布団をしまおうと思っているので、なくなった時の顔を想像するとちょっと可哀想な気がします。
テレビ台の下はお昼寝している時に、寝相で台の下から20cmくらい飛び出て来る事があってとても面白いです。
廊下の手前もかなり早いうちからお気に入りになっていて、一緒にテレビを観ているようで可愛いです。
テントコーナーには水飲み場とトイレを置いて、夜ごはんや牧草を食べる所にしています。
ちなみにケージではボトルで水を飲むのに、ここではなぜかお皿派になります。不思議ですね。
ダイニング
引っ越し当初はここで時々お昼寝をしていました。
ここでみんなで一緒に朝ごはんを食べるようになったら、おとーちゃんおかーちゃんがダイニングにいる=「何かもらえる場所」と思っているようです。
ダイニングでのんびりしていると、トコトコとやって来て足元をくるくるしてアピールしてきます。
最新スポット
このチモの湯は余った2×4材で枠を作っただけなんですが、とても気に入ってくれてるようで嬉しいです。
置いてある時は中で浴びるようにチモシーを食べています。
中でオシッコしてしてしまう事があるのがたまにキズですが、サークルの隅でカーペットにはみ出すという事は少なくなりそうなのでヨシとしましょう。
きんちゃんお気に入りスポットはこんな感じです。
きっと季節が変わる毎にきんちゃんのお気に入りは変わっていくと思うので、今後を楽しみにしています。
きんちゃん動物病院に行く🐰
2021年2月上旬
アメリカに来てもうすぐ2ヶ月になる頃、そろそろきんちゃんの健康診断に行こうと思っていた矢先の出来事です。
きんちゃんが誤食してしまったかも…!
きんちゃんのケージは3階の寝室にあり、昼間はドアを開けっ放しにしていつでもケージに入れるようにしています。
その奥は人間のエリアなのでワイヤーラティスで仕切りをして入れないようにしています。
この頃仕切りの高さを上げようとラティスの枚数を増やしたら、結束バンドが足りなくなったので電源コードを纏めるマジックテープをいくつか代用していました。
この日はきんちゃんは朝ごはんを食べてからはずっと3階にいたので、昼頃様子を見に行きました。
その時マジックテープの破片が落ちているのに気づきました。
朝一緒に2階に降りた時は何も落ちていなかったので、9〜12時の間にかじっていたと思われます。
きんちゃんのお腹を触ってみると腸の方は少し張っていて、胃の方が固くなっていると感じました。
*胃が固く感じたのは肋骨を触っていたためで私の勘違いでした。
お昼にあげているアクティブ.Eへの食いつきもいつもより弱々しいような気がしました。
慌てておとーちゃんに伝えると「今日仕事早く終わりそうだから、様子見ながら病院とか症状の単語調べておいて」と言われ急いで書き出しました。
症状を調べつつマジックテープの破片を集めると3mm×2mm大の破片が見つからず、きっと飲み込んでしまったんだとパニックになってしましました。
病院から帰ってから改めて探すと破片は全て見つかったので、冷静にならないといけないなぁと痛感しました。
病院探し
以前「animal hospital rabbit」と検索をかけて1件の動物病院に目星を着けていましたが、その動物病院が検索しても出て来ず、ますます焦ってしまいました。
おとーちゃんが仕事を切り上げてくれたので、まずは今回1番に出てきた病院に向かって見ることにしました。
車で10分くらいで病院に到着。
ドアを見ると「着いたらこの番号に電話して」という張り紙が。
おかーちゃんは英会話はド素人で、対面であれば何とかやりとりできるものの、電話はさすがにハードルが高い…というわけでおとーちゃんに架けてもらうと、どうやらコロナの影響で動物病院も全て予約制になっているようです。
そしてこの病院のうさぎさんを診られる先生は最近退任されてしまったとのことでした。
なんというタイミングの悪さ…
車に戻って2つ目の病院に電話してみるも、来週の火曜の17時なら予約できるとのこと。
この日は金曜日だったので、4日も待てないので他を当たる事に。
次の病院はうさぎさんは診られないとの事でしたが、診られる病院を2つ紹介してくれました。
1つ目の病院は繋がったものの保留になったまま戻ってこなかったので一旦電話を切りました。
2つ目の病院は「すぐ来られますか?」との言葉が!今いるところから10分くらいの所なので急いで向かいました。
ここまで主観的に書いていますが、病院に電話してくれたのも車で連れて行ってくれたのも全ておとーちゃんです。
アメリカでの運転にも慣れておらず、電話での会話もしたことがなかったので丸投げしてしまいました。
気が動転していたとはいえきちんとお願いしたりお礼も言ってなかったので、後でおとーちゃんに怒られました。
おかーちゃん大反省です。勉強がんばります。
病院到着
ようやく病院に着きました。誤食疑いに気づいてから3時間ほど経っています。
到着の連絡をしてから10分後、スタッフの人が車まできんちゃんを迎えに来てくれました。
きんちゃんが病院内に連れて行かれると今度は初診票を持ってきました。
- 飼い主の住所・氏名・電話番号
- ペットの名前・生年月日・種類・カラー・性別
を記入してスタッフに返しました。
40分程経っても、なかなかきんちゃんが出てこないので不安は高まるばかりでした。
すると中から獣医師が出てきて私達の車に近づいて来ました。
獣医師は「お腹を動かす薬を飲ませたよ。レントゲンも撮ったけどプラスチック片はなかったよ、でも毛をかなり飲み込んでるからうっ滞になりかけてるよ」と言いました。
そして「レントゲンの写真撮ってきてあげるからスマホ貸して」との事で、スマホを渡して撮ってきてもらいました。
その写真がこちら↓
たしかに胃よりも腸にガスが溜まっているのがよく分かります。そしてだいぶお腹が出ているのが気になりますね。
診察終了
今回は朝晩2回×5日分の薬とシリンジをもらい、5日経っても良くならなかったらまたきてとの事でした。
薬は茶色のシロップでよく振ってからシリンジであげるという日本での処置と同じです。お薬のにおいも日本でもらった時のものと同じでした。
車の中でお支払いをして診察は終了です。
獣医師からは最後に「牧草8割ペレット2割!」の合言葉をいただき、きんむぎ家は帰路につきました。
コロナ禍での動物病院受診の流れ
- 電話で症状を伝え予約を取る
- 病院についたらもう一度電話で到着を知らせる
- 病院のスタッフが動物だけを院内へ連れて行く
- 飼い主は車で待機
- 診療後スタッフが動物を車に連れてきてくれる
- 車で獣医師から病状や処方薬の説明を受ける
- 車でお支払い、レシートをもらって終了
レシートはこんな感じでした↓
★1解説
$1=100円としてざっくりとですが日本で通っていた動物病院と比較してみましょう。
日本 アメリカ
診察 1,000円 5,000円 5倍
レントゲン 6,000円 6,760円 1.1倍
薬 1,600円 2,000円 1.25倍
診察料がかなり大幅に高くなっていますね。もしかしたら初診料が含まれている可能性もあるので、次回以降はここまで高くないかもしれません。
★2解説
きんちゃんの生年が2016年になっていますが、本当は2014年です。
体重がかなり増えていました。普段は1.45〜1.48kgです。レントゲンの写真もお腹がたぷたぷしていましたね。
帰宅後
病院に連れて行かれたショックでしばらくいじけていたきんちゃんでしたが、病院で処置してもらったおかげで夜ご飯は時間をかけながら完食。
お薬も嫌がりつつも頑張って飲んでくれたので、土曜日の夜にはお腹の張りもすっかりなくなりました。
誤食じゃなくて本当に安心しましたし、うっ滞にも早く対処できてよかったと思います。
ですが私の「うっかり」が原因なので、もっとしっかりと注意していこうと思います。
きんちゃん、おとーちゃんほんとにごめんね。
きんちゃんとの出会い🐰
今回はきんちゃんがおとーちゃんおかーちゃんの元にやって来た時の話です。
昔のスマホで撮った写真なので少し見づらいかもしれません
2015年1月頃
おとーちゃんおかーちゃんが関西に引っ越して来て1年が経とうとしていた頃。
以前からペットを飼いたいねという話をしていて、おかーちゃんは飼うなら猫がいい!とずっと言っていました。
ですが、家具を倒したりしないか等いろいろ心配があったので本格的にお迎えしようという事にはなりませんでした。
ある時おとーちゃんが「うさぎどう?静かだし、飛び回って家具倒す心配もないし」と、うさぎさんをオススメしてくれました。
おとーちゃんが子供の頃うさぎさんを2匹飼っていたという話を何回か聞いていたけれど今までスルーしていました(笑)が、この時は何となく「うさぎ…いいかも?」と思ったので、一度うさぎさんを見に行こうという話になりました。
2月14日
この日近場のモールにあるホームセンターのペットコーナーに行きました。
そうです。ここできんちゃんと出会うのです🐰
ケージには4匹の子うさぎちゃんがいて、そばに行くとみんな興味津々でこちらに寄って来てくれました。きんちゃん以外(笑)
きんちゃんはというと左奥のすみっこで警戒ポーズをしつつこちらをじっと見ていました。
きんちゃん的には怖かっただけだと思いますが、当時うさぎさんの事をよく知らなかったのでガンを飛ばしているようにしか見えませんでした。
(第一印象は「ずっとガン飛ばしてる変わった模様の子」と、ある意味とても印象に残りました)
子うさぎちゃんの可愛さに一気にうさぎさんをお迎えしたくなったおかーちゃんでしたが、何の準備もしていないので「一旦落ち着こう」とおとーちゃんに諌められこの日は帰りました。
準備期間
お迎えはいろいろ調べてからにしようということになり、情報収集やうさぎ用品のリサーチをしていました。
そうしている間にもうさぎさんのお迎えへの気持ちは高まる一方で、ほぼ毎週ペットコーナーできんちゃん達の様子を見に行っていました。
1匹、また1匹と子うさぎちゃん達はケージからいなくなっていて、きんちゃんは相変わらず左奥からガンを飛ばしていました。
当時きんちゃんがいたホームセンターには小動物用品の取り扱いがあまり多くありませんでした。
専門店も近くにはなかったので、うさぎ用品はおとーちゃんに教えてもらったcharmさんの通販で 揃えることにしました。
1ヶ月後の3月14日
ホームセンターに行ってからちょうど1ヶ月経ったので、この日にお迎えできたらいいなとなんとなく思いながら、いざペットコーナーへ。
するとケージにはきんちゃんひとりぼっち…
「この子見る度にずっとガン飛ばしてたから残っちゃったのかな…」と私がボソッと言うと、
おとーちゃんは「ここまで見に来て今日この子しかいないって事はこの子をお迎えする運命なのかもよ?」と言いました。
その言葉にとてもグッと来てきんちゃんをお迎えする事に決めました。
こうしておとーちゃんおかーちゃんの元へやって来たきんちゃんなのでした。
写真を見るとわかるのですが、換毛のせいでより一層しかめっ面に見えます。
出会った時からこうして奥で固まって、近寄ってきませんでした。
1週間くらいすると安心したのか表情も柔らかくなり、ケージの外では元気に飛び跳ねるようにりました。出会ったときとは別兎のように好奇心旺盛ないたずらっ子になりました。
きんちゃんとの出会いはこんな感じです。
きんちゃんがガンを飛ばしてたのはもしかしたら「連れてって」のサインだったのかもしれないですね。
オマケ:名前について
きんちゃんの本名はひらがなで「きんむぎ」です。
由来はもちろんあの発泡酒🍻からで、きんちゃんと出会う前から決めていました。
おとーちゃんが「金麦」が好きだったのと、おかーちゃんは「むぎ」を名前に入れたかったので「きんむぎ」にしました。
きんちゃんの毛の色も小麦色でぴったり合ってるし、すぐに名前を覚えてもらえるのでとてもいい名前だなと思っています。
飲み水問題🐰
飲み水について
よくアメリカの水道水は飲めない!という話を聞きますが、アイダホの水道水は飲んでも大丈夫とのことでした。
ですが塩素がきつい上に硬水で飲みにくいので人間が飲む分には問題ないけど、きんちゃんの体には確実によろしくなさそうです。
ほとんどの家庭がウォーターサーバーや浄水器を設置したり、ミネラルウォーターをスーパーで購入しているようです。
きんむぎ家も当初はペットボトルのミネラルウォーターを購入していました。
きんちゃんにもこちらを飲み水としてあげていたのですが、開封後に冷蔵庫にしまって次に水をあげる時には冷えすぎてしまうのが嫌だなぁと思っていました。
(*家の備え付けの冷蔵庫はとてもパワフルで、冷やす強さを真ん中くらいにしても奥の方にしまった飲み物や野菜が凍ったりしました)
そしてこの冷蔵庫があまり大きくないので、1ガロン(約3.79リットル)のボトルはかなり場所を取ってしまうのも困っていました。
1ガロンボトルときんちゃん
ウォーターサーバーか浄水器か
おかーちゃんはなんとなくウォーターサーバーを置きたいと思っていたのですが、新しい家に実際に住んでみると意外と丁度いい設置場所がなく却下。
ポット型の浄水器は冷蔵庫で場所を取るのと、フィルターの除去率が蛇口型や据え置き型に比べるとやや低いとのことで却下。
ビルトイン型と据え置き型はシンクの下が狭いのと賃貸なので原状回復ができないと困るので却下。
残るは蛇口直結型のみ。
蛇口直結型はまず、蛇口の先が取り外せるタイプではないと取り付けできません。
幸いきんむぎ家のキッチンの蛇口は取り外せるものだったので、Home DepotでこちらのBRITAの蛇口直結型浄水器を買ってきました。
本体が2,500円くらいでカートリッジが1個1,300円くらいです。
蛇口に付いている口を外して本体を取り付けるだけでとても簡単です。(本体の写真が曲がっていますが、おそらく蛇口自体が曲がっているせいだと思われます(笑))
蛇口の大きさが合わない場合も多少は調節可能なようで、大きさの違うパッキンが3つ入っていました。
浄水・普通・シャワーと3種類の切り替えができます。
本体のロゴの下にランプがあり、浄水を使用していると光ります。
使用していくうちにランプの色が緑→黄色→赤と変化していき、赤になったら取り替え。
取替時期が目に見えるのが便利です。
ホームセンターにはもうひとつ種類があったのですが、もう一つの方は安い代わりにこのランプが付いていないタイプでした。
使ってみたら
おとーちゃんもおかーちゃんもびっくり!水の味が全然違います!!
気軽に水が飲めるようになったし、料理するのも楽になりました。
ちなみにカートリッジは2ヶ月使用して黄色ランプに変わったところです。あと1ヶ月くらいで交換になりそうですね。
きんちゃんは知ってか知らずか毎日しっかりお水を飲んでくれています。
美味しいお水ができてよかったね、きんちゃん🐰
新生活🐰
いよいよアメリカ生活がスタートです🇺🇸
まずはきんちゃんの新居をご紹介。
きんちゃんご飯や牧草のレビューよろしくね〜
ケージ
せっかく広いお家に引っ越してきたんだからとケージ も大きめのものがいいかな?と思いこちらを購入しておいてもらいました。値段は1万円くらいです。
ちょっとわかりづらくて申し訳ないのですが、本来ならケージの太枠の所にトレイと金網をひっかけて使うものです。
ですが引き出しタイプと違いとてもお手入れがしづらいのでトレイはケージの枠から外し、下の隙間から引き出すようにして、金網もトレイの底の大きさに合わせて3分割にカットしました。
ケージは今まで使ってた物を無理にでも持ってくればよかったと少し後悔していますが、きんちゃんは気に入っているようなのでヨシとしましょう。
🐰:広くてゴージャスなおうちやで!ナワバリマーキングが大変だったやで。ワシはロフトに乗るのが好きやで〜
ペレット
1枚目はOXBOW ADURT RABBIT FOOD です。
OXBOWは日本でも買えるので食べ慣れておいてもらおうと日本にいる時から普段食べていたペレットに混ぜていました。
いつもちゃんと食べてくれるんですが優先順位はあまり高くないようでいつもOXBOWだけ避けて後でしゃーなしにこっそり食べるという感じでした。
これはアメリカに来ても変わらず、あくまでも自分を貫くきんちゃんなのでした。
値段は写真の10lb/160oz(約4.5kg)が日本では2,500円前後、アメリカでは2,000円前後なのでアメリカのほうが少しお手頃ですね。
2枚目は KAYTEE Timothy Completeです。
きんちゃんはこちらの方が好みのようで初めて食べた時から勢いよく食べてくれました。値段は10lb/160ozで2,000円前後です。
普段はこの2種類を混ぜています。
🐰:ワシは好きなものから先に食べるタイプやで。OXBOWはそんなに好きじゃないからよりよりしてから後で食べるよーにしてるやで!
牧草
1枚目はWESTERN TIMOTHY HAYです。日本でも買っていたのですが、当時はあまり食いつきは良くはありませんでした。ところがアメリカに来てからはこちらの袋をガサガサすると喜んでくれるようになりました。食いつきも◎!
値段は90oz(約2.25kg)で2,000円前後です。
日本ではこのサイズは買ったことがなかったんですが、半分の45oz(約1.13kg)が2,000円前後だったので大体半額くらいはお買い得ということになりますね。
2枚目はOAT HAYです。こちらは現在きんちゃんの一番のお気に入りにです。2階の階段でお昼寝していても「オーツヘイあるよー」と言うと1階のリビングまですっ飛んで来るくらいお気に入りです。
値段は日本では15oz(約425g)で1,000円前後、アメリカでは500円前後で購入できます。
3枚目のVitakraft FRESH&NATURAL TIMOTHYです。
こちらもきんちゃんお気に入りで、袋を出すと飛びついてきます。短めにカットしてありフィーダーにも詰めやすくて便利です。
値段は56oz(約1.6kg)で800円前後です。OXBOWより少しだけお手頃ですね。
4枚目はALL LIVING THINGS Market MEDLEY NATURAL TIMOTHY HAYです。
こちらは細くて食べやすそうだなと思ったのですが、今の所きんちゃんの食いつきが良くありません。
そのうち気が変わって食べてくれるといいなと思います。
値段は24oz(約680g)で600円前後です。
🐰:最近オーツヘイのおいしさに目覚めたやで!!
おやつ
おやつはおとーちゃんが買っておいてくれたALL LIVING THINGS APPLE SLICESがお気に入りです。
「りんご」と聞くときんちゃんが凶暴化するほどの食いつきです。
一緒に同じメーカーのカットパパイヤも買ってくれていたのですが、こちらはおとーちゃんおかーちゃんが味見したらとても甘くてびっくりしました。(きんむぎ家はおやつは人間がまず味見をします)
成分を確認すると添加物に砂糖が使われていたのでNGとなりました。
値段は1oz(約28.3g)で300円前後です。
🐰:これはやみつきになるやで〜🎶たくさん買っておいてほしいやで!
こんな感じで
ざっくりとですがきんちゃんの新生活をご紹介しました。
まだまだペットショップをゆっくり探索できていないので、新しい牧草等はこれから少しずつ試していけたらいいなと思っています。
アメリカ上陸🐰
フライトを終えて
シアトル・タコマ空港に到着しました。ついにアメリカ上陸です。
フライトは想像していたよりも早く着いた気がしました。
飛行機から降りたらまずは入国審査です。
入国審査のゲートできんちゃんの輸出検疫証明書はどこで出せばいいのか聞くと、ここからまっすぐ奥の方に検疫事務所に持ってってとのこと。
検疫事務所にいたお姉さんに証明書を見せるとどやら「うさぎの検疫はここに来なくていいよ!」と言っているようで、どこに行けばいいか?と聞く間もなく「こっち着いてきてー!」と担当の陽気なおじさんの所に連れて行ってくれました。到着直後さっそくアメリカイズムを感じました。
陽気な おじさんとは「うさぎどんななん?陽気なオレの今日の晩ごはんにしちゃおうかな?HAHAHA〜!!!」
なんてジョークを交えつつ一緒に手荷物受取所に向かいました。
自分の荷物を取ったら陽気なおじさんがANAの方を呼んで来てくれて、ここでお別れ。
「うさぎ食べられなくて残念やー!」みたいな事を言っていました(笑)
入国審査を出てから20分程、ここできんちゃんが出てくるのを待つのかと思いきや引渡しはまだまだありました。
ここから空港内を走る電車に乗り、メインターミナルのある所へ行くんだそうです。
おとーちゃんとの再会
メインターミナルの駅を降りてエスカレーターを昇った所におとーちゃんが待っていました。
感動の再会…なんですがお互い長旅で疲れていたのと、このご時世なので静かに再会を喜びました。
*おとーちゃんは前乗りでアイダホから9時間一人ドライブの後シアトルに一泊していました。
メインフロアの端っこの方まで来るとここで少し待つように言われました。
15分程すると鉄の大きなドアが開いて、中から見覚えのあるキャリーが見えました。
きんちゃんとも無事に再会です!!
フィーダーに入れたごはんや牧草もしっかり食べていて元気そうです。
牧草は本来ならキャリーの中のものも全て回収されてしまうはずなのですが、今回はスルーでした。
空港スタッフの方々に優しく見送られてきんむぎ一家はシアトルを早々に後にしたのでした。
*輸出検疫証明書はというと、陽気なおじさんが係の人に確認してスタンプを押してもらっただけで提出しませんでした。これは私の場合で、輸出検疫証明書は必須です。
そのため先日のブログで書いていた大使館でアイダホ州の規則しか確認していなかったという懸念も杞憂に終わりました。めでたしめでたし?
シアトルからアイダホへ
タコマ空港からアイダホの家まではGoogleマップ調べで7時間でしたが、濃霧や暗闇でスピードが出せなかったり、休憩をこまめに取ったりしたので結局9時間くらい掛かりました。
きんちゃんは長旅が続いたにも関わらず、車内では元気に過ごしてくれました。
おとーちゃんが持ってきてくれたタオルケットのにおいでかなり安心したようで、私の膝の上でたくさんオシッコと●をしてくれました。
おかーちゃん的にも大きいタオルケットで安心しました(笑)
新居に到着
22時過ぎにようやく新居に到着しました。
さっそく新しいケージにフィーダーやトイレ等をセッティングして、きんちゃんにはゆっくり休んでもらうことにしました。
ケージや牧草・フード類は予めおとーちゃんが買ってきてすぐに使えるようにセットしてくれていました。
きんちゃんもすぐに気に入ってくれたようでよかったです。
さすがにおとーちゃんおかーちゃんも疲れたので、この日はすぐに寝てしまいました。
ここまで
拙い文章ではありましたが、読んでいただきありがとうございました。
これから海外に渡航予定がある方もそうでない方も、いつかこのきんちゃんの経験が役に立つと嬉しく思います。
今後はきんちゃんのアメリカ生活や、別荘(実家)暮らしの様子などをのんびり紹介していく予定ですのでよろしくお願いします!
いざ渡米〜検疫から搭乗〜
検疫当日
ついにこの日がやって来ました。
検疫所に預け入れる時間は一番遅い16:30にしていたのできんちゃんはお昼過ぎまでのんびりしてもらいました。
出掛けるギリギリまできんちゃんに悟られないようにしていましたが、やはり気づかれてしまいました…
検疫所へは思いの外早く着いてしまったのですが、検疫所の方がすぐに対応してくれました。
ペットホテルの方にも引き継ぎしてくれるとのことで、持参したペレットや牧草などの説明をして、預け入れはあっさり完了です。
検疫時に持参したもの
- 牧草 朝晩2回×3日分
- ペレット 朝晩2回×3日分
- 水飲みボトル
- フィーダー
- うさピカのウェットティッシュ
- いつも使ってるトイレ
- トイレシーツ5枚(3日分+予備2枚)
牧草とペレットは1回分ずつ小分けにして○日朝分・夜分とそれぞれ記入しておきました。
出国当日・検疫終了
おかーちゃんの準備は万端ですが、検疫所に預けた時からきんちゃんのことでソワソワしてしまいます。
今まで旅行でペットシッターとペットホテルを利用したことがありますが、どちらもきんちゃんの様子が毎日確認できるので安心感がありました。
検疫だとそうもいかないので「何かあったら電話します」というペットホテルの方からの言葉を信じ、何の連絡もないからきっと大丈夫!と言い聞かせていました。
ソワソワしたまま空港に向かったので、またしても早めに到着してしまいました。
引き渡しも一番遅い16:30にしてたのですが、予定より15分程早く引き渡しとなりました。
検疫所のロビーで証明書が来るのを待ちます。
その間ペットホテルの方にきんちゃんの様子を聞いてみると
食欲はしっかりあってペレットは完食。牧草はしぶしぶ食べていたけど水もちゃんと飲んでいて元気だったとのこと。さすがは食いしん坊。
とはいえ慣れないところで緊張したので、会った時は少しいじけてしおらしくなっていました。
検疫所の方が来て最後に目に見える異常はないか等確認が終わると輸出検疫証明書の受領となります。証明書を持ってきてくれた方もうさぎさんを飼っているそうで、きんちゃんのことをとても可愛がってくれました。
そして「血統書がないだけでこの子ネザーだよ〜」と言われたのがびっくりでした。
しばし休息
搭乗手続き開始まで2時間以上あるので、ロビーで待機することに。
このご時世なので空港には人が少なく静かだったのできんちゃんも多少リラックスできたかと思います。
この間にこまめに食べ物や水分を摂ってもらったり、キャリーのシーツを変えたりしていました。
ここで渡米をサポートしてくれる代行会社の方から電話がありました。
大統領令の影響で私のビザではアメリカに入国できないかもしれないという話がおとーちゃんと会社の人の間で急遽(フライトの数時間前)出ていたらしく、おとーちゃんが代行会社の方と確認のために電話していたが途中で切れてしまったのでこちらに掛けたとのこと。
出国直前にそんなこと言われても…と思ったら、こちらは解決済みでビザが発給されていれば問題ないとのことでした。結果を伝える前に電話が切れてしまったので、私に連絡をくれたそうです。
ほっと一安心です。
搭乗手続き開始
ペットを連れての手続きはできるだけ出発の2時間前に行うべし、とのことで手続き開始とともにカウンターへ向かいました。
私の荷物の預け入れや手続きはすぐに終わったのですが、きんちゃんの輸出検疫証明書とペットの預かりに関する同意書(*事前に航空会社のHPからダウンロードして記入しておくとスムーズです)を提出しました。すると
「獣医師などの診断書等はありませんか?」
ん???
うさぎさんは診断書は必要ないとアメリカ大使館に確認したことを伝えると、そのやり取りを確認できる書面等ないか?と聞かれました。さすがにそこまでは頭が回りませんでした…
が、カウンターの方達もうさぎさんの受付は初めてで、ワンちゃん猫ちゃんの場合必ず診断書等があるので不思議に思ったんだそうす。
というわけで念の為同意書を記入することに。先に提出した同意書とは異なり、「万が一ペットが入国できなかった場合でも航空会社は責任を負いません」というものだそうで、その文言におかーちゃんは一層ソワソワが止まらなくなりました。
さらにトラブル?
そしてカウンターの方が慌ただしくいろいろと確認してくれている間に、輸出検疫証明書を見てびっくり。
おかーちゃんの下の名前のアルファベットが違う…
私の名前は音読みも訓読みも名前に使われているので、よく間違えられます。
例:淳子さん→ジュンコさんとアツコさん、のような感じです
証明書を受け取った時にきちんと確認をしていなかったのです。これはいけませんね!
検疫所の方に確認をしてもらうと、二重線で訂正印の上手書き修正でOKとのことですぐに修正に来てもらいました。
↓修正された証明書はこんな感じです。
そんなこんなで搭乗手続きは1時間30分程掛かってしまいました。
検疫所とANAの方々、本当にありがとうございました。
きんちゃんは人とは別の入口へと運ばれていきました。
少し肩の荷が下りましたが、まだまだ不安でいっぱいなおかーちゃん。
運ばれる直前、緊張しまくりのきんちゃん。
お互い頑張って9時間のフライトを乗り越えようね!